2006年03月11日

ダーリンの頭ン中

ダーリンの頭ン中ダーリンは外国人―外国人の彼と結婚したら、どーなるの?ルポ。は、国際結婚された漫画家さんがその実情を漫画にしたもので、とても話題になりました。続編もたくさん出ていますが、その中でも「ことば」にまつわる話を集めたのが、このダーリンの頭ン中です。


「漢字ってすばらしい」、「 「と」 はずるい」など、おふたりのやり取りが具体的なエピソードとなっている上、漫画ですし、おもしろくてさっと読んでしまうんですが、実は、内容はとても奥深いものだと思います。英語と日本語の本質的な違いを考えさせられるような話も多く、「翻訳」する際にもその考え方は役立ちます。ということで、翻訳者志望の方は、ぜひ一度読んでみてください。


ところで、ご主人のトニー・ラズロさんは、「ハンガリーとイタリアの血を受けついで、アメリカで教育を受けた」そうです。なので、その3ヶ国語はもちろん、さらに中国語、スペイン語、ドイツ語も得意だとか。そして、さらに日本語!すごいですよね。


自他ともに認める「語学好き」で、その博識ぶりは、この本の巻末に載っている「言語学者の先生との対談」を読むと分かります。専門家と渡り合って、話しているんですよ! しかも日本語で・・・。


トニーさんは、ご両親の国籍が違い、さらにそれらとも違う国で育ったということで、昔から「ことば」に対する感覚というか、感受性が強かったのではないかなと思います。だから、その他の国のことばにも興味が向き、勉強しても習得が早いので、何ヶ国語もマスターできたのではないでしょうか?


最近、子どもの英語教育がよく話題になりますよね。小さい頃から、英語がしゃべれるようになっていれば、大人になってからも忘れなくて苦労がないので、ものすごく小さいときから英語を学ばせる・・・

私は、この考えにはあまり賛同していないので、自分の子どもたちに特別な英語教育をさせる気はありません。その前に日本語でしっかりと考えたりしゃべったりする力を身につけてほしいし、そうやって、「ことば」に対する基礎能力をつけておけば、「ことば」自体に興味を持つようになるだろうし、英語をはじめ、いざ別の言葉を学ぼうと思ったときにも、習得も早いのではないかなと思っています。トニーさんのように!ですね。


もちろん、そうしたからといってトニーさんのように言語能力に優れた人になるとは限らないとは思いますが(涙)、とにかく、我が家では「ことばの基礎力」を重視していきたいと思います。 


ちなみに・・・我が家の上の子(もうすぐ4歳)はすでに「コテコテの日本語耳」になってしまっていて、早期教育で英語を自然に身につけるのは、もはや無理なようです・・・英語の「ABC」の音楽を聴いて、「QRS」の箇所を「しゅうまいイェーイ」と歌ってました・・・彼女はしゅうまいが大好きです・・・

投稿者:尾原美保 00:15 | コメント (0) | トラックバック (0) |

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