2006年06月26日

書店ポップ術-グッドセラーはこうして生まれる

書店ポップ術―グッドセラーはこうして生まれる最近、本屋さんが描いた宣伝用のポップ(POP)がきっかけとなって、ベストセラーになる本が増えましたよね。元祖は白い犬とワルツをでしょうか。普通の町の本屋さんの店員さんが描かれたPOPをきっかけに、数年前に発売されていた本の人気が全国的に広がったとして話題になりましたよね。


書店員さんのポップは、本の売れ行きを左右するといっても過言ではないのかも。


この書店ポップ術には、ある大型書店の店員さんが実際に描いて店頭に出されていたPOPが集められています。2000年から最近までのものなので、ちょっと懐かしい本、「あー、話題になったなあ、これ」という本が多いですが、どのポップにもその本に対する愛情、「売りたいという気持ち」があふれていて、見ごたえがあります。


合間にコラムとして、作家さんや出版社の担当の方たちが、「この著者のPOPのスゴさ」を書いてらっしゃるんですが、それもまたいいです。


作家さんや出版社の方たちって、本屋さん、書店員さんに絶大な信頼を置いてらっしゃるようです。それがよく分かったのがAERA4月17日号本屋大賞に関する記事(※)。


この「本屋大賞」は、全国の書店員さんの投票によって決まるものだそうですが、作家の方にはとても人気で東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

第3回大賞を受賞したリリー・フランキーさんも「賞にはそれほど興味はないけれど、これだけはほしい」と思っておられたそうですし、「直木賞決別宣言」をされた横山秀夫さんもクライマーズ・ハイで第1回大賞を次点で逃したときに「ほしかった」とおっしゃったそうです。


この本の著者の方をはじめ、「本を売ろう」ということに熱心な書店員さんに選ばれる大賞だからこそ、作家さんもぜひほしい!のでしょうね。


これだから、本屋さんからは目が離せません。


※1 AERAの記事の趣旨は「創設の思いとメジャー化のはざまで」ということで、「埋もれた名作を発掘し、10万部を30万部にするはずの賞が、すでにミリオンセラーになっていた『東京タワー』を選ぶのはどうなのか?」ということを論じていました。そのうち、「既に○○部以上売れている本は除外」などという決まりでもできたりするのかな??


※2 「本屋大賞」のフリーペーパーを前に読んだのですが、内容が充実していて、とっても読み応えがありました。次回は7月下旬に配布だとか。絶対に手に入れるぞ!!

投稿者:尾原美保 21:10 | コメント (10) | トラックバック (0) |

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コメント

私が普段いく書店はPOPがとても多いです。
都心の大型書店の3倍くらいはあるのではないでしょうか。
とくに漫画コーナーはPOPだらけです。
店内に漫画家のサインや原画的なものが飾られているので、店員さんの力の入れようが推察されます。
たまにPOPの意味が不明だったり(読んだ人とかファンでないと普通は分からない)、POPと本の場所がずれていることがありますが、それはそれで楽しいものです。

おお・・・又来てしまいました・・・^^;いつ来ても楽しい 今その本屋さんに行ってる気がするくらいのおはらさんの文章♪クライマーズハイ リリーフランキーさん(この方も美大出身の素敵な方ですよね)。。。なぜ気になるワードが重なるのか・・・
又来ます^^ TBできましたーーー有難うございます♪

コメントありがとうございます!


★ネクターさん、はじめまして。コメントありがとうございました。都心の大型書店の3倍ですか!圧倒されそうですね。漫画はあまり読まないので、普段はノーチェックなのですが、先日大型書店の漫画コーナーを通ったときに、そのPOPの多さに驚きました。確かに、原画なども多かったです。場所がズレてるのは、私も見たことがあります(笑)


★しゃけさん、楽しんでいただけて何よりです(涙)。しゃけさん、リリーフランキーさん好きそうですね~。私この『東京タワー』、実はまだ読んでないんです。『クライマーズハイ』も前に図書館で借りたのに、読めないまま返却期限が・・・文庫になったみたいなので、読んでみようかな。

私もまだ読んではいないのですが
^^;クライマーズ。。。は確かドラマで。本はオットが^^ リリーさんは 人となりに 興味があって 東京タワー もまだです^^が アニメ、「おでん君」が・・・!!たまたま友人宅で何回かしか見てないんですがいいんですよ ほっとあたたかくて。

こんばんは!
うわ~!興味深い本ですね~!明日早速みてこなきゃ!
私、書店員の経験はないのですが、すごく憧れます。POP書いてみたい~。でも大変な仕事なのですよね~。「暴れん坊本屋さん」ていう漫画もおもしろいですよね。
あと、本屋大賞、今年のリリーさんは個人的にちょっと納得いきませんでした。やっぱりまだそれほど売れてない本にするべきだと思います。~部以上はダメ!いい案ですね。
フリーペーパー「LOVE!書店」ですよね!私も永久保存版です♪次回は7月下旬なのですね~。貴重な情報ありがとうございまっす!

コメントありがとうございます!


★しゃけさん、確かにリリーさんは人柄に惹かれますよね。ナンシー関さんとの対談集『リリー&ナンシーの小さなスナック』がでたころから、気になる存在です。『おでんくん』は絵本は知っていましたが、アニメにもなってるんですか!初耳でした。どうもテレビの情報に弱い私・・・


★ゆうさん、来てくださってありがとうございます♪『暴れん坊本屋さん』、知りませんでした。おもしろそう!!
 『東京タワー』の本屋大賞は、私ははじめは「書店員さんの純粋な気持ちなんだからいいのでは?」と思っていたのですが、当初の目的というのを知ってからは、「部数制限」を設けるのが一番なのかなーと思いました。今度から「発掘部門」として、ちょっと古い本を対象とする賞もできたみたいです。「LOVE!書店」は良かったですよね~。2号も期待です!
追伸)フリーペーパーっていえば、森井ユカさんの「IKEA FAN ジャーナル」手に入れましたか?続きはゆうさんのサイトで!

尾原さん、こんばんは!
書店には面白い、そんでもってためになるPOPが多いですね~♪
私はしょっちゅう書店に行くのですが、たまに「これはおもちゃ屋でも応用できるのでは?!」と思い、参考にさせて頂いております。
いや、決してパクってはいませんよ!パクっては…(苦笑

satotaichiさん、確かにおもちゃ屋さんでも応用できそうですね~。おもちゃ屋さんでもPOPよく見るようになりましたもんね。パクリ??参考ならばいいんじゃないでしょうか!といいつつ、今度某おもちゃ屋さんに行ったら「それらしき」POPを疑ってみます(笑)。

『白い犬とワルツを』も手書きポップがきっかけだったんですね。
はじめて知りました。
セカチューもそうだって聞くし、梅原さん以外にも、ポップ名人がたくさんいるのかもしれないですね。

実は、この『書店ポップ術』に触発されて、オンラインでポップを作るサイトを作りました。
http://poppinbooks.com/
Amazonアフィリエイト用のポップを作って、ブログに掲載できる仕組みです。
もしよかったら、遊びに来てください。

かずひでさん、はじめまして。『白い犬とワルツを』は千葉の津田沼の書店のPOPがきっかけだったそうですよ。
ところで、ご紹介のサイト、おもしろそうですねー!クリエイティブな才能はまるでないのですが(汗)、いつかチャレンジしてみたいです。その際にはお知らせしますね。
 私のブログには「本好き」「本屋好き」の方がたくさん遊びにきてくださいますので、エントリーとしても紹介させていただきました★

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