2006年09月21日

星の王子さま

小さな星の王子さま星の王子さま―オリジナル版『星の王子さま』といえば、2005年以降「新訳」がたくさん出て話題になりましたが(※)、私はもともとの内藤濯さんの訳のもの(画像左)がすばらしいと思っているので、あえて他のものを読みたいなーとは思ったことがなかったのですが、このたび「読んでみたい」という「新訳もの」を見つけました。


それが、画像右の小さな星の王子さま。訳者である河原泰則さんは、海外で活躍するプロのコントラバス奏者。原著の豊かな語感の「遊び」を伝えたいと、「リズム」にこだわって訳したそうです。


これは、内藤濯さんがこだわった点と同じです。「翻訳は原文のリズムを移すこと」として、その手法を自ら「印象訳」と呼んでおられたくらいですから・・・(この辺りの詳しい話は、息子さんが書かれた星の王子の影とかたちとにあります)。


だから、「河原訳」と「内藤訳」の「印象」をそれぞれ比べてみたいなあと思うのです。


河原氏は、「言葉同士を集めて文章を作るという作業は、オーケストラに通じるところがある」とか、「コントラバス奏者なので、全体を見据えることには自信がある」などと音楽家ならではのこともおっしゃっていますので(朝日新聞の記事にありました)、その辺が現れていたら、おなじリズムにこだわった訳でも「内藤訳」とは、また違うものになっているのではないかと思います。


さらにこの河原訳の新訳本のおもしろいところは、

フランス人による原著朗読と、作品のイメージに合わせたクラシック音楽のCDつきというところ。


私はフランス語はまったく分からないので、原作の「リズム」というものを感じることはできないと思っていました。でも、この「原著朗読CD」があれば、たとえ言葉は分からないにしても「リズム」を感じることができる気がします。


きっと、それが「リズム」にこだわった河原氏の狙いなのでしょうね。ぜひ原作と合わせて聞いてみたいと思います。


※最近、自分で訳す星の王子さまというものも出たみたいですね。これだけ「新訳」が出て、その「訳」についていろいろ話題になると、「自分でも訳してみたい」と思う人が多いのでしょうね。私もちょっと興味あります、この本・・・

投稿者:尾原美保 00:00 | コメント (2) | トラックバック (0) |

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コメント

コチラではハジメマシテ☆
私が愛して止まない本、それが「星の王子様」です。
そしてそして、私も内藤さんの訳がベスト!!と信じて疑わないのも同じ☆
でうれしくてコメントしてますー。
おはらさんが書いてらっしゃるこの方の訳、
ゼヒ読んでみたくなりました。
アマゾンでポチリ決定です(笑)。
それにしても…翻訳をされている方が
認める翻訳本の訳者さんって、
本当に本当にすばらしい訳をされているんだろうなぁと察します。
プロに認められるプロ…
目指したいけど極めたいけど…!!
って私は何のプロに??
ヨシ、娘にママとして認めてもらおうっと(笑)。

あっ、リンダママさんだ!きてくださってありがとうございます☆リンダママさん、「星の王子様」お好きだったのですね。そして、内藤訳がベスト!やっぱりそうですよね。でも、この新訳に興味持っていただけたとはうれしいです。読まれたら感想など教えてくださいね。
ところで、「翻訳をされている方が認める翻訳本の訳者さん」の「翻訳されている方」って私ですか?(汗)いや、私はそんな人様のことをどうこういえるような立場ではないので・・・(汗、汗)。しかも、フランス語だし、興味持っただけでまだ未読だし(大汗)・・・
「子どもにママとして認めてもらう」、すてきじゃありませんか!お嬢さんは、大きくなってママのお店のことを知ったとき、きっととっても感動すると思いますよ☆子どもとつながっているお仕事、本当にいいなあと思います!

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