2006年11月10日

ルリユールおじさん

ルリユールおじさんこの絵本は、書店にお勤めのおともだちからいち早く紹介してもらったのですが、とーっても素敵な本でした。


「ルリユール」とはフランス語で「RELIEUR」。日本語訳としては「製本」。手仕事で製本を手がける職人の「ルリユールおじさん」と、ある女の子との交流のお話です。


木が大好きな少女の植物図鑑がボロボロになりました。少女は新しい本を買うのではなく、その本を直したいと思い、「ルリユールおじさん」を訪ねます。ルリユールおじさんの「魔法の手」によって蘇る彼女の本・・・


その「ルリユール=製本」の過程が、2人の会話と絵とで綴られています。「絵」だけのページも多く、「絵を読む」ことになるので、「大人の絵本」になるかと思いますが、でも我が家の4歳の娘は本を製本する仕事場の様子などを興味深く見ていました。


作者の方はこの「ルリユール」の仕事に惹かれ、パリにアパートを借りて何度も工房を訪れてスケッチしたそうです。


パリっていうのはこういう「工房」が本当に似合いますね。昔読んだパリ左岸のピアノ工房を思い出しました。


とってもお勧めなので、これ以上のストーリーは書かないでおこうと思いますが、ひとつだけ・・・


「ひとつの本」を大事にするって素晴らしいなと思いました。私も小さいときに好きだった本があります。


『かさじぞう』にはじまり、『小公女』、『若草物語』・・・(ちょっと暗すぎ??)
どの本も表紙や中の挿絵まで思い出せますが、でもどの本も手元にはありません。


ボロボロになって捨ててしまったのでしょうね・・・


我が家の子どもたちは、1冊ずつでいいので、「一生大事にする本」を持てるといいな、と思いました。この絵本の少女のように・・・

投稿者:尾原美保 22:15 | コメント (7) | トラックバック (0) |

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コメント

おはらさんに教えてもらい、こぐまくんと一緒に読みました。
読み終わってから、私は涙が出ました。悲しいお話じゃないのにね。
こぐまくんも、最後までじいっと聞いていましたよ。
いい絵本を教えてくださって、ありがとうございました。

おはらさん、お久しぶりです。
「ルリユールおじさん」ご紹介いただいてありがとうございました。プチトランさん同様、悲しいことは何もないのに、なぜか読み終えてあったかい涙が出てきました。おはらさんにこの本のことをお知らせした後も、まだじわじわと売れつづけていますよ!
で、私のほうはここ数ヶ月、仕事から派生した?いろいろな雑事に終われ、もうどうしようもない忙しさ(泣)・・・なので、mixi もとりあえずのぞくだけ、いい本もおいしい食べ物の話もとりあえずひみつのノート(?)にストックストック・・・の毎日です。しかし時すでに年末商戦、もしかするとこのまま年が明けるやも知れません。いつもブログは拝見しておりますので、お元気で!

 この絵本 あちこちの書評などで見かけて 私も気になっていたんです!

以前 短い期間ですが 紙の修復士(?)をお仕事にしている方と お仕事させていただいた事があるんです。
あの仕事もうわぁ~っ(@@)て感じでした。

あ~~絵本 欲しい!!

あ~、すごく良さそうな絵本ですね。ぜひ今度手にとってみようと思います。

1冊の本を大事するのは良いことですね。素敵ですね。
買い換えるのではなくて、この手に馴染んだこの本でなくてはならない、という気持ち、よくわかります。

楽器も似たようなところがあって、大切に使いたいなあと思うんですよね。
今の日本はあまりにも何でも使い捨てにしすぎる、と思う。
(古いスタンウェイを修理して使う話を『SOY POCKET』にて書きました。)

で、そうそう、たまたまピアノつながりですが、『パリ左岸のピアノ工房』! この本そういえばだいぶ前に読みたいと思ってたのに、忘れておりました! これを機に読んでみます。
思い出させてくださってありがとうございます!

TBありがとうございました。
私も、とてもこの絵本に感動しました。
おじさんの優しさ、大切なものを本当に大切にする心を大事にしたいと、しみじみ感じました。
久しぶりに、こんな素敵な絵本に出会い大変嬉しかったです。
私もTBさせてください。
どうぞ宜しくお願い致します。

わぁ〜、いい本お知えてもらった。
ありがとう、おはらさん。早速NYの日本の本屋さんに行ってみます。

そうですよね。たくさんたくさんいろんな本あるけど、本当に心に残るものってそう無いですよね。私も引っ越しを重ねて、自分が小さい時に大切にしていた本一冊も無いです。とっても悲しい。だから息子の本は大切に持っていたいです。その中から一冊でも彼自身が一生大切にしたいと思える本があるといいな。

皆さん、コメントありがとうございます!


★プチトランさん、プチトランさんが気に入るだろうと100%自信を持って(笑)お勧めしました。「大人の絵本」ですが、子どもも引き込まれますよね。私も大切にしたい一冊になりました。


★Frau Schmoekerさん、お久しぶりです!この本、本当に素敵でした。教えてくださって、ありがとうございました。
 お仕事、お忙しいのだろうなあと思っていたのですが、やはり・・・でしたか。落ち着かれたら、「いい本やおいしい食べ物」のお話伺えるのを楽しみにしています。もしかしたら、近日中にお店に伺うかもしれません。そのお話は後ほど・・・


★asukaさん、「紙の修復士さん」とは、また珍しいですね。そのお仕事の様子にご興味があったのなら、この本、きっと気に入ると思います。「本」をよみがえらせていく様子が丁寧に描かれているので・・・「本好きさん」がたくさん集まるブック・カフェにもピッタリと思います♪


★ゆきさん、私も、「使い捨て」について考えさせられました。ひとつのものを大事にするということ、子どもたちにも分かってもらえたらなあと思っています。
 『パリ左岸のピアノ工房』もとっても素敵なお話ですよ~。ぜひ読んでみて下さいね。


★nao-yuuka-ayuchan5さん、私も「心に残る大切にしたい1冊」になりました。本当に素敵な本でしたよね。TBまたもや不調で届いていないようですが(涙)、またお時間ありましたら、よろしくお願いいたします。


★kaoriさん、私も自分自身の小さいころの本というのは全く残っていないので、子どもたちの本は大切にしたい、してほしいと思っています。「一生大切にしたい一冊」、持てるといいですね。
 ぜひ、本屋さんで見てみてください!

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