日本語教師の採用団体が集まる合同説明会について解説します

日本語教師を目指している方や、既に日本語教師として活躍されている方の中で、合同説明会に行ったことがある方はいらっしゃいますか?

合同企業説明会への参加は日本語教師への就職に非常に有効です。では、どのようなところが就職に有効なのでしょうか?今回の記事では、現役日本語教師の私が合同説明会について解説します。

合同説明会とは?

合同企業説明会とは、企業や団体が主催する、様々な企業や学校を集めた就職に関する説明会のことを指します。

説明会会場には教育機関や企業ごとのブースが設けられ、各担当者から直接話を聞くことができます。

会場は東京や大阪といった主要都市で行われることが多いです。会場規模としては、体育館程の小さな会場から、ドームを貸し切った大規模な説明会まであります。

合同説明会に行く利点

合同説明会に参加する利点は多くあります。以下に記載します。

インターネットでは得られない就職先の情報を集められる

企業や教育機関に関する情報は、インターネット上に全て記載されているわけではありません。以下のようにネットに記載されていない情報を、直接担当者から聞くことが可能です。

また、国内だけではなく、海外の企業や教育機関が参加していることもあります。海外の就職先については情報を集められるチャンスはめったにありませんので、是非聞きたいところです。

1日の業務スケジュール

1日のスケジュールを知ることは、仕事の忙しさを知るだけではなく、仕事後のプライベートの時間が確保できるかどうかも確認することができます。

給与や福利厚生について

生活していくためには待遇は確認すべきでしょう。また、日本語教師としてのキャリアをサポートしてくれる制度や独自の福利厚生について聞き取りができるチャンスです。

就職先の雰囲気を知ることができる

仕事を長く続けるためのポイントとして、職場の雰囲気が大事です。雰囲気が悪い中での仕事は、長く続きません。非常に聞きづらい内容ですが、なかなか聞くチャンスがありませんので、積極的に聞いてみましょう。

志望動機・入社動機を知ることができる

直接担当者から職場への志望動機や入社動機を聞くことができるのは、あなた自身の志望動機や入社動機に大きな参考となるでしょう。

仕事のやりがい

仕事のやりがいは、仕事への充実感に繋がります。仕事への充実感は、心の健康の安定に非常に大切な要素なのです。

合同説明会では、仕事を進める中でどんな時にやりがいを感じるかを直接担当者から聞くことができる絶好のチャンスです。積極的に聞いてみましょう。

就職先を比較できる

多くの企業や教育機関から話を聞くことができますので、職場の雰囲気や待遇などを比較することができます。自分に合った就職先を決める参考にしましょう。

就職支援を受けられる

説明会会場の多くに就職をサポートするブースがあります。就職支援ブースで受けられるサービスは以下のとおりです。

応募書類の書き方

履歴書や職務経歴書など、就職や転職に必要となる書類の書き方だけではなく、人事の目にとまる応募書類の作り方を専門のプロから学ぶことができます。

面接対策・模擬面接

面接を練習できる機会はなかなかありません。面接官からよく聞かれる質問など、面接で押さえるべきポイントを学ぶことができます。

自己分析

自己分析とは簡単に言うと、自分を理解することです。つまり、自分は何が得意で、何が苦手なのか、どんな能力があるのかを知ることです。

自己分析をすることで、日本語教師や就職先への志望動機から今後なりたい姿まで整合性をとることができます。

就職に必要という理由だけで、志望動機や今後のなりたい姿を別個に考えると整合性が保てなくなることが多いのです。整合性が無ければ、面接における面接官からの質問への返答に矛盾が出てしまいます。

就職支援ブースでは、専門のプロが自己分析のやり方について教えてくれます。

日本語教師の合同説明会の参加条件

イベントの中には、参加の条件があるものあります。例えば、一般社団法人日本語教育振興会が主催するイベントでは以下のように参加条件が定められています。

  • 大学において学部卒以上で日本語教師養成講座(420 時間)の修了者又は修了見込みの者
  • 大学において日本語・日本語教育に関する主専攻・副専攻を修了又は修了見込みの者
  • 大学院日本語・日本語教育修士課程の修了者又は修了見込みの者
  • 日本語教育能力検定試験に合格している者
  • 現役で日本語教育に携わっている者

参考:日本語教育振興協会 日本語教師採用合同フェア

https://www.nisshinkyo.org/job/fair2017.html

まとめ

以上が合同説明会についての解説になります。現在、日本語教師の需要は増加していますので、就職先も多く人材を求めています。

合同説明会に参加し、自分に合った就職先を見つけてください。